【光回線とは?】特徴やメリットを初心者にわかりやすく解説!

【光回線とは?】特徴やメリットを初心者にわかりやすく解説!
ご自宅で、高速かつ安定したインターネットをご利用になる一番よい方法は、光回線を導入してプロバイダーと契約することです。
そこで「この光回線って何?」と疑問に思われている方も多くいらっしゃるかと思います。
よって光回線の特徴やメリット・デメリットを初心者にわかりやすく解説します。

光回線とは?

光回線とは?

光回線は光ファイバーのことで、ガラス素材や樹脂素材に光を反射してデータを送る光信号を使ったインターネット回線です。
光信号を使ったデータ通信は、遠距離でも通信損失がほとんどなく、とても高速な双方向の通信ができる画期的な通信技術です。

【光回線(光ファイバー)のイメージ図】

光ファイバー

現在、全国にこの光回線(光ファイバー)は張り巡らされています。そして光ファイバー製の海底ケーブルは、同様に世界中張り巡らされていますので、多くの国のあらゆる場所とリアルに通信が可能となっています。

【現状のインターネットの海底ケーブルが通っている場所】

現状のインターネットの海底ケーブルが通っている場所

 

インターネットに接続する回線の種類には、光回線以外にNTTの固定電話回線(「モデム接続」、「ISDN接続」、「ADSL接続」と進化)やケーブルテレビ(CATV)の回線(同軸ケーブルを利用)などがあります。その中で近年主流になってきているのが光回線で、これらの回線の中で最も通信速度が速いものになります。

西暦2000年代前半頃、インターネットに接続して情報をやり取りするには、ADSL等の電話回線を使うことが一般的でした。
しかし最近では光ファイバーに光を走らせる「光回線」のインフラが整ったことで、この光回線で情報をやり取りをするように変化しました。

また光は電気よりも伝送速度が速いことで、光回線は「高速インターネット回線」の代名詞として多くの場所で導入されるようになりました。

光回線は、超高速でありながら減衰やノイズの干渉、電磁波などの影響をほとんど受けないことで、安定した情報のやり取りを可能にしました。

光回線のメリットとデメリット

光回線のメリットとデメリット

【光回線のメリットとデメリット】

【メリット】 回線速度が速い
通信が安定している
【デメリット】 利用料金が高額
光回線工事が必要なこともある

光回線のメリット その1 【回線速度が速い】

【各インターネット回線の最大通信速度と概要】

インターネット回線 最大通信速度 代表的な通信業者 備考
モデム接続(電話回線) ~56Kbps NTT インターネット接続の初期
ISDN(電話回線) 64Kbps NTT インターネット利用は、現在ほとんど実用的でない遅さ。
業務用として全銀協は2024年まで利用見込み
ADSL(電話回線) 1,5Mbps~50Mbps NTT
ソフトバンク等
 2019年現在、新規契約は終了
CATV 5Mbps~320Mbps J:COM等
ケーブルTV業者
 ケーブルテレビ導入家庭で利用されている
光回線 100Mbps~2Gbps以上 NTT
KDDI
一部電力会社
全国的にはNTTとKDDIが運用
NTTの光回線は独自で販売していると同時(フレッツ光)に、各プロバイダーに貸している(光コラボ)

この表のインターネット回線は、時代の変化順に記載しており、下にいくほど高速で安定しています。

最近の固定インターネット回線の多くが光回線に変化してきました。そして現在ADSL利用者に対しては、光回線への移行を推奨しています。

光回線は2019年に入り、最大10Gbpsのサービス(auひかり、NURO光、コミュファ光等)も登場してきたことで、光回線速度は、今後も徐々に増していくと予想されます。

但し、一般ご家庭用回線速度の表記は「ベストエフォート」で、実際にその速度は出ませんのでご注意ください。詳しくは下記記事にてわかりやすく説明しています。

光回線のメリット その2 【通信が安定している】

光回線は、減衰やノイズの干渉、電磁波などの影響を受けずらいことから通信がとても安定しています。
2000年代主流だったADSLでは、ご自宅から電話基地局までの距離によって、通信速度と安定性に大きく影響を与えていました。しかし光回線はADSLのような減衰はほとんどないことで、設置エリアによって発生していた通信の安定性に悩むこともなくなりました。

光回線は通信が高速で安定していることで【ひかり電話】が利用できる

「ひかり電話」はご存知でしょうか。
固定電話は少し前までNTT東日本/西日本の電話回線を契約することが、一般的でした。
しかしインターネット回線に光回線が登場し、通信が高速で安定したことで、このインターネット回線を利用して電話ができるようになりました。これが「ひかり電話」です。

インターネット回線を利用したひかり電話は、従来のNTT東日本/西日本の基本料金と月額料金と比較した場合、比べ物にならないほど割安です。おまけに従来の電話番号はそのまま引き継ぐことができますので、大変おすすめのサービスになります。

光回線は通信が高速で安定していることで【ひかりTV】が利用できる

最近の光回線サービスのオプションで、映像配信サービスがあります。
代表的なものに「ひかりTV」(フレッツ光や光コラボのオプション)がありますが、その他「U-NEXT」、「Hulu」、「NETFLIX」等さまざまです。

ひかりTVは、テレビアンテナ無しで一般のテレビ(地上波/BS/CS)をはじめ、86,000本以上の映画やドラマ等の映像の視聴が可能となります。
またその他の映像配信サービスでも、最新の映画やドラマ等お好きな時間に好きなだけ視聴でき便利なサービスです。

これらの映像配信サービスも光回線が登場したことにより、通信が高速で安定していることから実現できるサービスとなります。

光回線のデメリット その1 【利用料金が高額】

大手光回線の初期費用と月額利用料金の目安

料金 戸建てプラン マンションプラン
初期費用 事務手数料 0円~3,000円
標準工事費(※) 0円~18,000円 0円~15,000円
月額料金(プロバイダー料金込み) 4000円~6,000円 3,000円~5,000円

※実質標準工事費用は多くのお申し込み先で0円キャンペーンを行っているところが多くあります。

  • 戸建てプランの方は、マンションプランより2~3割高い
  • ADSLと比較した場合、月額料金は1,000円~3,000円程度高い
  • モバイルWiFi(ポケットWiFi)の月額料金と比較した場合、1,000~2,000円程度高い

光回線は高速で安定している分利用料金は高額です。しかし高額料金なりの価値は十分にあります。

光回線のデメリット その2 【光回線工事が必要なこともある】

光回線をご利用になるには、宅内まで光回線を通す必要があります。
最近の新築マンションは既に通っていますが、戸建ての場合は、初めに工事が必要となります。

光回線工事をお申し込みした場合、工事までに早くても2週間から3週間です。遅い場合は2ヶ月程度かかることもあります。工事は1日若しくは2日で済みますが、工事までの日数が意外とかかりますので、注意が必要です。

また光回線工事は基本有料です。特殊工事以外であれば2~30,000円以内に収まるかと思います。
但しお申し込み先の多くは、光回線工事無料キャンペーンを実施していますので、そのタイミングでお申し込みするとよいでしょう。

光回線を運用している会社はどんなところ?

光回線を運用している会社はどんなところ?

インターネットを快適にする光回線を運用している会社

光回線を運用している会社とサービス

光回線の運営(所有)会社 サービス名 備考
NTT東日本/西日本
フレッツ光 NTT東日本/西日本は2015年から通信事業者に光回線を卸し販売するようになりました。
現在多くの通信事業者がNTTの光回線を借りてサービスを提供しています。
この形態は「光コラボ」といっています。
NURO光 NTT東日本/西日本のダークファイバー(使われていない回線)を利用して独自運用
KDDI auひかり フレッツ光ほど提供エリアは広くないが、独自の光回線を全国に張り巡らしている。
地方の電力会社 eo光(関西電力)
BBIQ(九州電力)
コミュファ光(中部電力系)
ピカラ光(四国電力)
MEGA EGG(中国電力)
各電力会社は、所有している送電線を活用してインターネット光回線を独自に敷設し提供している

光回線を所有している会社は、さほど多くありません。全国規模ではNTTとKDDIの2社になります。
多くの光回線事業者は、NTT東日本/西日本の光回線を借りて運用しています(光コラボ)。

インターネットにつなぐには光回線以外にプロバイダーも必要

プロバイダーはインターネットの出入り口

インターネットをご利用になるには、「インターネット回線」と「プロバイダー」との契約が必要になります。
はだ近年は回線とプロバイダーがセットになっている一体型のサービスも増えてきました。

プロバイダーは回線の先から全世界のネットワークへつなげる役割で、その通信事業者のことをいいます。
詳しくは下記記事にてわかりやすく説明しています。

光回線のまとめ

光回線のまとめ

現在は多くのインターネットサイトが光回線の通信速度を念頭に置いたものとなっています。
ホームページに画像や動画がたくさん使われているのはもちろんのこと、見えない部分で複雑なプログラムが動いていることもあります。
私たちは無意識のうちに大量のデータをやりとりしていることがあるのです。

日常的に動画サイトで映画や音楽を鑑賞したり、SNSで友達や家族と写真やビデオをやりとりしたりする機会も多いかと思います。このようなサービス提供のページは大量の画像を一気に表示するようになっていることで、逆に表示が遅いとストレスを感じることもあり光回線は必須といえます。

またパソコンやタブレット、スマートフォンを動かすOSなどは、現在インターネットを使って最新のバージョンに更新されるのが一般的です。これは大容量のデータになることで、光回線だととても快適に運用できます。

もし現在の環境が光回線ではなくて、不自由を感じるようであれば、ぜひ切り替えることをお勧めします。