【プロバイダーとは?】回線との違いをわかりやすく解説

【プロバイダーとは?】回線との違いをわかりやすく解説
インターネットのご利用でお申し込み時等に「プロバイダー」という言葉をよく耳にするかと思います。
実は意外とプロバイダーについてよく知らないという方も多くいらっしゃいますので、初心者向けに回線との違いも含めて解説したいと思います。
プロバイダーとはインターネットに接続するサービスを提供する通信業者のことをいいます。インターネットの出入り口とイメージするとよいかと思います。
そして自宅などでインターネットを有線でご利用になるにはこのプロバイダーへのお申し込みが必ず必要になります。

プロバイダーはインターネットの出入り口を行う役割

【プロバイダーとは?】回線との違いをわかりやすく解説
「プロバイダー」の正式名称は「インターネットサービスプロバイダー(ISP)」と言いますが、ここではプロバイダーと略して記載しています。

プロバイダーの役割

インターネットへの接続には、その出入り口となるプロバイダー呼ばれる通信設備を必ず経由する必要があります。
そしてプロバイダーは回線の先から全世界のネットワークへつなげる役割でその通信業者のことを言います。

プロバイダーの主な機能と役割

プロバイダーの主な機能は、契約者のインターネット上のパソコンに対し、住所となるIPアドレスを割り当てることです
⇒インターネットが利用できるようになる

またプロバイダーは、インターネットへの出入り口の役割を果たす以外でも、電子メールサービスやホームページの開設のような様々なサービスを提供します。

プロバイダーは国内に150社を超える多くの業者が存在し、プロバイダーによって料金とサービス内容が異なります。
よってご自身のニーズに合ったプロバイダーを探してお申し込みすることも必要になります。

インターネットに接続するにはプロバイダーとの契約が必要

ご自宅でインターネットに接続をするには、「回線」と「プロバイダー」の契約が必要になります。
回線は以前はNTTの電話回線を利用していましたが、最近の主流はインターネット専用の光回線になります。

  1. インターネット回線(主に光回線)を自宅の中へ引き入れる契約
  2. プロバイダーを利用する契約

但し最近のお申し込み先は、この2つの契約がセットになった一体型サービスも増えてきました。
モバイルWiFiを利用した無線のインターネットも普及してきましたが、このモバイルWiFiもプロバイダーに接続されています。

1990年代当時、インターネットに接続する回線はNTTの固定電話回線(モデム接続、ISDN接続、ADSL接続と進化)を利用していたことで、インターネットを利用するには回線契約は別途必要ありませんでした。よって

「プロバイダーと契約」=「インターネット接続の契約」

を意味していました。
現在でもその流れの中で、プロバイダー契約はインターネット接続の契約と広義で意味しますが、実際にインターネットを利用するには、「回線」と「プロバイダー」の2つとの契約が必要になります。

代表的なプロバイダー

国内には約120社を超えるプロバイダーがありますが、そのうち会員数が多く有名なプロバイダーは下記のようなところになります。

シェア順 プロバイダー 経営母体
1 OCN NTTコミュニケーションズが運営
2 Yahoo!BB SoftBank系が運営
3 So-net SONY系が運営
4 BIGLOBE 以前はNEC系が運営していましたが今はKDDIが運営
5 plala NTTコミュニケーションズが運営

プロバイダーが提供するサービスとは

プロバイダーの提供するサービスはたくさんある
プロバイダーによっては、インターネットのホームページを閲覧したり利用する以外でもさまざまなサービスを提供しています。
プロバイダーが提供する代表的なサービスについてどのようなものがあるかを解説いたします。

プロバイダーの電子メールサービス

電子メールサービスは、電子メールの送受信ができるサービスです。多くのプロバイダーは電子メールサービスを提供していますが、最近ではフリーで高性能のGメールやヤフーメールが普及してきたことで、月額料金を抑えるため、電子メールのサービスがないところも出てきました。

電子メールはプロバイダーによって所有できるメールアドレスの数が決まります。また複数のメールアカウント(メールアドレスの数)を取得する場合、追加料金が発生するところもあります。

プロバイダーは電子メールのサービスを提供するために、24時間安定して稼働できるメールサーバーを運用しています。
このメールサーバーは自分宛の電子メールを受け取ったり逆に誰かへ届ける電子メールを保管したりすることで、電子メールの送受信ができることになるわけです。

プロバイダーのひかり電話サービス

インターネット光回線を利用した固定電話サービスです。これは従来のNTTの電話回線は使わず、インターネットのIP電話の技術で実現しており、光回線では「ひかり電話」と呼ばれています。

ひかり電話サービスの最大の特徴は、今まで利用していたNTTの固定電話番号を変えずに基本料金と通話料金が大幅に下げられるということです。
特に国内の遠距離通話や海外への電話においては、通話料金が全く違うことから大きなメリットがでてきます。

NTTの固定電話をお使いであれば、ひかり電話に簡単に切り替えられることができ、電話料金が大幅に下げられることから大変おすすめのサービスです。

プロバイダーの映像(テレビ)配信サービス

映像配信サービスは、TVアンテナを使わずインターネット回線を利用して「地上波テレビチャンネル」や「BS/CS」が観れるサービスです。

またお好きな映画やドラマ等、現在では86,000本以上の映像の視聴が可能です。光回線を利用して実現しており、NTTの光回線サービス(フレッツ光や光コラボ)では「ひかりTV」と呼ばれています。

プロバイダーのホームページ開設サービス

プロバイダーによっては自分のホームページを開設できるサービスがあります。
この機能を提供しているプロバイダーであれば、ホームページサーバーを運用しています。
文章や画像などといったホームページのデータをこのホームページサーバーに入れておき、訪問者がそのデータを見に訪れることで、ホームページを閲覧できるというわけです。

プロバイダーのセキュリティサービス

インターネット上にはさまざまな脅威がありそのリスク対応のサービスです。
特にコンピューターウイルスの感染は想定外の重大な問題を発生させることがあります。

プロバイダーではウイルス対策ソフトの提供のほか迷惑メールの隔離対策、有害サイトのブロック等のサービスを提供しています。

プロバイダーのその他代表的なサービス

プロバイダーのその他代表的なサービスは下記になります。

プロバイダーのその他サービス 解説
リモートサービス パソコンや周辺機器のお悩みについて相談できるサービス。ご自分のパソコンは、専用オペレーターが遠隔操作し解決します。
訪問サポートサービス パソコンに関するあらゆる疑問やトラブルに対し自宅までお伺いして対応してくれるサービス
無線LANルーターレンタルサービス 宅内のWiFi無線ルーターがレンタルできるサービス。パソコンはもちろん、スマホやタブレットなど家中でどこでも使える環境にすることができます。

「プロバイダーとは」のまとめ

「プロバイダーとは」のまとめ

プロバイダーは利用者に対し、安全で快適にインターネットが利用できるようにさまざまなサービスを提供しています。

最近はインターネット光回線とプロバイダーがセットになった一体型のサービスが増えてきましたが、サービスの機能や評判、そして料金等をトータル的に考慮した中で、ご自身にとって一番よいサービスのところを探してみて下さい。