そこで光回線(プロバイダー)に関して、皆さんがよく疑問に感じることをピックアップし解説します。是非参考にしてください。
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質問1 プロバイダーを乗り替えた場合、以前のメールアドレスは使用できますか?
大手プロバイダーのほとんどはメールアドレスのみ利用するコースを用意しており、月額200円~400円程度で旧プロバイダーのアドレスをそのまま利用することが可能です。
下記は大手プロバイダーのプランの一例です。
プロバイダー | コース | 月額料金 |
So-net | モバイルコース | 200円 |
BIGLOBE | ベーシックコース | 200円 |
@nifty | @nifty基本料金 | 250円 |
BB.excite | BB.exciteメール | 380円 |
OCN | バリュープラン | 250円 |
そして多くのメールシステムには自動転送する機能がありますので、旧アドレスから新アドレスにすべてのメールを自動転送かけておくことで、あまり煩雑にならずにメールを利用することができます。もし自動転送設定機能がない場合はメーラーソフトのOutLookでも設定可能です。
但し、近年はプロバイダーのメールサービスは利用せず、GメールやYahooメールを使う方が増えてきました。
理由はスマホの普及に伴い、GメールやYahooメール等はWEB画面でどこからも利用できるからです。そして操作性が直感的で、安定性やレスポンスも良いことによります。
以前のようなパソコンにOutLookのようなメーラーソフトをインストールして利用する方はかなり少なくなっています。
これを機にプロバイダーのメールサービスは利用しないと決めることも大事かと思います。
質問2 利用しているインターネットが遅いのはなぜですか?
インターネットが遅いのは下記のいずれかが複合的にかみ合って発生しています。
- 回線種類:光回線であれば一般的に問題ありませんが、基地局から遠いいADSLや電波の弱い場所でのモバイルWiFi(ポケットWiFi)の利用ではよく発生します。
- 回線の混雑:家庭用インターネット回線のほとんどは多くの人が共用で利用しています。夜間等では利用人数が多いことで速度が落ちることがよくあります。
- パソコンやネットワーク機器の老朽化:いくら回線が早くてもパソコンやネットワーク機器(HUBやルーター)の性能が低いことで発生します。
対策は固定で利用するのであれば、光回線を導入することをお勧めします。またパソコンやネットワーク機器は年々性能向上が著しいことで5年~6年程度以上使うと遅いと感じることが多くなるでしょう。特にオンラインゲームや動画再生等で感じます。その際は買い替えを検討してください。
質問3 プロバイダーのオプションのひかり電話って何ですか?
ひかり電話は、NTT東日本/NTT西日本の電話回線を利用せずにインターネット回線を利用した固定電話サービスでIP電話と呼ばれています。
ひかり電話は、ほとんどのプロバイダーで今まで利用していたNTTの固定電話番号を変更せずにそのままで利用可能です。
メリットは基本料金と通話料金が大幅に下がります。特に海外含めた遠距離通話が多い方は、その恩恵が大きいものになります。
デメリットとしては一般的に電話回線より安定性が低いとされていますが、一般家庭においては問題になることはほとんどないでしょう。導入することを強くお勧めします。
質問4 家に固定電話がありませんが、インターネットの申し込みはできますか?
回線種類によって申し込みできるものとできないものがあります。
今主流の光回線であれば、固定電話がなくても申し込みはできます。またモバイルWiFiは通信が無線のため固定電話とは何も関係ありません。もちろん申し込みができます。
申し込みができないものは以前主流だった固定電話回線を利用しているADSL回線です。
質問5 別のプロバイダーに乗り換えるメリットは何ですか?
現在一部のプロバイダーでは乗り換えキャンペーンを実施しています。
これは乗り換え先のプロバイダーは、乗り換えるための費用である解約違約金を負担するというものです。上限金額は設けているもののかなり多くの金額を負担してくれるところが多いです。
そして実質解約手数料がかからない場合も多くあります。月額料金は業者によって違いますので、トータルで安くなるのであればメリットがあるといえます。
但しプロバイダーが変わることで自身のメールアドレスも変わるという問題も発生しますのでしっかり検討が必要です。